即金163
あどけなさが残る彼女が面接に来たのは、昨晩から降り続く鬱蒼とした雨が止んだ日の午後だった。こんな子が何故面接に…?と思うほど、正直街角でよく見かけるいたって普通の女の子がソファーに腰を掛けていた。黒のワンピースから色白な生足がそっと覗かせる。彼女が書いたプロフィールに目を通す。習字でも習っていたのか。繊細な線から書かれた文字から彼女の育ちの良さが伺える。彼女の名前はみゆき、今はデパートの受付係をしているという。ここからちょうど隣町にあるところだ。そこには何度か行った事はある。ひょっとしたら、彼女とはどこかですれ違っていたかもしれない。プロフィールは下部にいくにつれ、いやらしい質問が並んでいる。ところがオナニーは…週に何度かする程度。変わった場所でのSEXは…特になしと…。ここもいたって普通だ。普通が故にどうしても疑問が残る。「あのさ、何で面接に来たの?」率直な疑問を彼女へぶつけてみた。彼女は目を下へ逸らし、きゅっと下唇を噛んだ。「実は、一昨日…彼氏にフラれて。付き合っていても味気ないしツマラナイからって、あっちから一方的に…」と力なく彼女は答えた。そしてフラれてから間もなくして、当時の彼氏が彼女の友人と二股を
2290回
2011/02/10