即金55
彼女にはどうしてもお金が必要だった。3人姉妹の末っ子として生まれた彼女。甘やかされて育てられ、末っ子特有のワガママとおねだりで欲しいと思ったものはほとんど手にしてきた。オモチャから洋服、洋服からブランド品、そして現金と歳を重ねるごとに手にしたいモノはそれ相応に変化していった。27歳になる彼女だが、物欲はいまだ健在。街を歩き見ているとスグ買い物に走ってしまうそうだ。現金の持ち合わせもなく買ってしまうので、月々のクレジットカードの支払額がかなり高額になっている。特定の職には就かずアルバイト生活を送る、俗に言う「フリーター」をしているが、実家を出て都内で一人暮らしをしている。いまだに親から家賃をまかなえるくらいの仕送りをもらっているそうだ。それでもバイトで稼いだ賃金はすべてモノという欲求にことごとく消えていく。だが彼女はそれで満足をしている。それはそうだ、自分が「欲しい」と思ったモノをずっと手にしてきているのだから誰もが満足するだろう。そんな彼女がどうして今回出演することになったかと言うと、憧れてずっと欲しかった某有名高級ブランドのバッグを無計画で即決してしまい購入してしまったらしい。「何とかなる。」とどこかで「甘
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2010/05/31