人妻裏バイト9
彼女が結婚したのは18の時だった。それを羨ましがる友人も居た。そしてそれと同時に、「私はまだ遊びたいから暫く結婚はいいや」と言う友人も多く居た。だが、そんな周囲の発言も彼女にとってはどうでも良かった。彼の事が大好きだったのだ。ずっと生まれ育った東京を離れ北海道へ行く事も、不安よりも新しい生活の中で大好きな人と生活していける事を楽しみに思っていた。雄大な自然に囲まれながら田舎でのんびり暮らす。雪もろくに降らない都会で育った彼女にとっては、未知の世界だった。実際に引っ越してみると、北海道での生活はやっぱり楽しかった。冬には見たことが無いほどの雪が降った。輝く銀世界の中で夫と二人、雪合戦をした。彼女の投げた球が夫の顔に当たる。そして夫も負けじと投げ返す。こんなに●供のように遊ぶのは彼女にとってすごい久しぶりだった。楽しくて仕方が無かった。結婚して良かったと心から思った。だが、そんな日々も長くは続かなかった。友達もいない。良く行っていた109も無い。車が無ければ何処へも行けない。東京育ちの彼女に北海道のゆったりした土地柄は刺激が少なすぎたのだ。今の生活が退屈でつまらなかった。気づけば夫へは八つ当たりの毎日。次第に二人
6290回
2010/04/29