素人AV体験撮影42
この業界が長い僕にとって、ほとんどがクソみたいな仕事の中で唯一の楽しみがある。意外と思うかもしれないが、実は面接である。元々どんな人に会っても、その人のパーソナルなことが気になるヤツだった。それもガキの頃から。しかし、たまにそれすら嫌になることがたまにある。その“たまに"が今回、面接した女。れな、25歳の面接だった。
当日、いかにも幸の薄そうな女が入ってきて、「ああ、どうせ男にダマされたり、ヒモを飼っていたりするタイプなんだろう」と思っていたが、そんな生易しいものではなかった。そして彼女が見せる、バレバレな作り笑いにも理由があった。
彼女が生まれてからの最初の記憶は、両親が言い争っている姿だったという。以来、それは彼女が家を出るまで変わることはなく、そのまま育ってきた。「お父さんが全くといっていいほど、働かない人だったんです。しかも、その上ギャンブル好きで……。毎日といっていいほど両親はケンカしてました」。
父が働かないということは、もうどんな家庭かは見えてくる。「本当に貧乏で……。今、考えてみると、後ろ指されるってああいうことなんだなって思いますよ。本当にヒドかったですから」ここで言う貧乏とは、その日
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2010/03/01