初々220
「緊張してんの?」そう平常を装って声をかけたつもりが、「き・緊張してぇんの?」と噛んでしまった。正直ここまでの美少女が来るなんて聞いてもいなかったし、思いもしなかったので、こっちが緊張してしまった。完全にやっつけ仕事で乗り切ろうと思っていた今日の撮影。思わぬところで運が回ってきたようだ。日々色々な女のカラダを撮っていると、普通に「可愛い」位じゃなんの感情も持たないのだが、今回撮影に来てくれた「ひかる」はとんでもない上物で、普段反応しない私の息子も、ズボンからはち切れんばかりの主張をしていた。顔も良ければ、スタイルもイイ、胸も大き過ぎず形が良い。服装も気を使ってお洒落だ。そして性格も大人しい目で、どこを取ってもイイ女。なぜこんな娘が撮影をするのだろうか。純粋に喜んでいる自分と、なぜか背徳感を感じている自分。自分の中の僅かな心のシコリが、彼女の身の上話を聞きたいと主張していた。彼女の実家は地方の地主の家系だ。父は公務員、母は専業主婦。祖父は地元の御意見番。小さい頃から厳格な躾を受け、選択肢は彼女の意思は全く関係なし。そんな縛られた幼少時代を過ごす。しかし、彼女にとってはそれが当たり前の日常。それが●供の在り方だと
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2011/01/21